LOOKな自転車 - MTBルック自転車
ルックな自転車。メーカーのLOOKじゃないよ。
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■Specialized TC SPORTを前後ディスク化したい
シクロクロスフレームであるSpecialized TC SPORTは、カンチブレーキが標準で装備されている。カンチブレーキは調整が面倒だし、効きが悪いので、Vブレーキを使っているんだけど、これはこれで色問題がある。STIとの引き代の違いとかね。そこでディスク化しようと思ったのだけど…。
■絶滅種ホイールは売っていない
リムブレーキ対応ロードバイクをディスクブレーキ化したいときに、前ブレーキはフォークを変えることで対応できる。そして前ブレーキはディスク化に成功した。
↓フロントディスクブレーキ
後ろはマウンテンバイク用のディスクブレーキ用アダプターを装着すれば対応可能なんだけど、2021年2月現在、エンド幅130に対応したディスクブレーキホイールは入手が難しい。エンド幅135のディスクブレーキホイールさえ入手が難しくなっている。ちなみに現在の主流はエンド幅143のスルーアクスルだ。
ロードバイクにディスクブレーキが採用されはじめた黎明期に、ほんの短い期間だけエンド幅130対応ハブや完組ホイールが販売されていたらしいんだけど、現在は全く見つけることができない。
googleで検索してみると海外の自転車系フォーラムで、「eBayで中古を探すしかない」とか「フレームを買ったほうが安いし簡単だよ」などと書かれていた。日本語の情報はほとんど見つけることができない。
■ではどうするか?
はじめに考えたのは、エンド幅135のディスクブレーキ対応ハブを改造する方法。
ハブの中空シャフトを短いシャフトに替えればいいと思っていたんだけど、クロスバイク用のホイールを手組するために購入したハブ(FH-RM66)が手元にあったので、現物合わせでロードフレームにあてがってみると、シャフトの長さは135のモノでも問題ないことがわかった。買ったはいいけど使わない不良在庫品がこんなところで役立つとは…。
フレームエンドを少し広げながら無理やり押し込めば、135のハブは装着することができるし、クイックで絞めることもできる。なので、このまま使えるんじゃないかと思うんだけど、路上でパンクして、携帯工具だけで対応する必要があるときに、なんらかの問題が起きて対応不能な状態になりそうな予感がする。
Specialized TC SPORTのエンド幅は、公式には130ミリなんだけど、実測してみると132.5ミリのような感じなので、あと2ミリほどハブ側を狭くしたい。
観察してみると玉押しを抑えているナットの幅が5ミリあるので、これを2ミリほど削って薄くすれば、少しマシになるような気がする。とはいえ、やすりで削るのは大変そうなので、薄いナットを探すことにした。
それで、ありましたよ。シマノのスモールパーツで、Y4SK98060というWH-R501用の補修部品。これに入っているナットが厚さ3ミリ程度なので、FH-R66のナットよりも2ミリほど薄い。これを使えば幅の問題は解決。
■160ミリローターが使えない
改造したハブに160ミリディスクローターを付けてSpecialized TC SPORTに装着しようとしたら、ディスクローターがシートチューブに引っ掛かる…。
目算で140ミリディスクローターなら入りそうな感じだったので、140ミリディスクローターを用意して装着してみたらギリギリ使うことができた。
↓140ミリローター
■ホイールの組み立て
手持ちのPRO LITE ガルーダというリムブレーキホイールを分解して、FH-RM66ハブで組んでみた。リムは24ホール、FH-RM66は36ホールなので、ちょっと混乱したけど無事に2クロスで組み上げることができた。
■組付け
ディスクブレーキアダプターをフレームに装着してみる。
※アダプターはA2z Adapterで検索してみてね。日本国内では入手が難しいけど中国なら…。
フレームの構造上ぴったりフィットとはならなかったけど、なんとか装着できた。■実走
さて、ちゃんと走れるかな?手組みホイールでの初走行はドキドキする。
漕ぎ出してみると問題なく走ることができる。スポークの張りが弱い感じがするけど後で調整すれば問題なし。
さて、リヤディスクブレーキの効きはどうかな?
■リヤブレーキ
あれれ、効きが悪いな。カンチブレーキよりマシな程度。Vブレーキの方が効く感じ。
■STIでMTB用ディスクブレーキキャリパーは引けない
今回使用したリヤブレーキは、MTB用ディスクブレーキキャリパー。
引き代が足りなくて十分にディスクローターを挟むことができないらしい。
まあ、これはわかっていたので、注文しているディスクブレーキキャリパーが届き次第交換する予定。
■とりあえず
これで前後ディスク化には成功した。
注文しているディスクブレーキキャリパーが届けばリヤの効きも改善するんじゃないかと思う。
改善するといいなあ。
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グラベルロードが流行っている。
マウンテンバイクで林道を走りたいと常々思っていたねごさんにとってグラベルロードはとても魅力的に見えた。
でもね、今年はルーベを買ったし、自転車を追加購入なんてできないよね。
そこでねごさんは考えた。通勤自転車のタイヤは700c x 40cのブロックタイヤを履いてるので、グラベル(砂利道)も走れるんじゃないかな?
早速、近くの公園に行って荒れた路面を走ってみると、快適に走ることができた。
大きめの石がゴロゴロしている道でもバランスを崩すことなく走れる。突き上げもカドが取れたような振動は伝わってくるけど、ガツンガツンというようなきつい衝撃は来ない。これなら林道に行けるかも。
しかーし!!!!
ここで思い出した。このステッカーの存在を!
悪路走行禁止
さらに、前の記事で書いた通り、フレームが錆てしまって穴が開いていたのだった!
フレームが錆て穴が開いていた!
失意の最中、ふと部屋の片隅に置いてあるフレームが目に付いたのだった。
もう捨てようと決心して放置していたSpecialized TC SPORTが、そこにいた!
これなら700c x 40cも装着できるんじゃないかな?
そこで試してみると40cが入るじゃないか!同じく放置してあったアルミフォークにも40cが入る!
だがしかし!TC SPORTとアルミフォークを組み合わせるにあたって問題がいくつかある。
(1)ヘッドパーツが無い
純正品は2万円弱するとか…。うむむ。
(2)アルミフォークの振動
アルミフォークって振動がストレートに伝わって来て、振動吸収性が皆無。そんなのグラベルに使えるのかな?
まあ、仮につけておいて、後でカーボンフォークを用意すればいいか。
ということで、問題はヘッドパーツ。
以前、試行錯誤して鉄球のベアリングを入れてみたけど、カーボンフォークのコラムが100km程度の走行で大きなダメージを受けて廃棄したことがあった。
これを繰り返さないためには、ちゃんとしたヘッドパーツを入れるしかない。
純正以外のヘッドパーツを入れるには、フレームのヘッドに圧入してあるワンを外さなければならない。圧入してあるものを外すときはハンマーでガンガン叩く必要があり大きな音がでる。マンション暮らしのねごさんには敷居が高い作業なので、意図的に避けてきた。
しかし今回はワン外しにチャレンジしてみることにした。
もちろん自宅では作業できないので、人が居なそうな時間を狙って公園で作業することにした。
まずは、グランジのヘッドワンリムーバーを購入。
通常、ヘッドワンリムーバーは金槌で叩くものらしいけど、金属を金属で叩くと大きな音がでるので、金槌よりも大きな衝撃力を期待できるショックレスハンマーで叩くことにした。
これがショックレスハンマー
公園に行く前に自宅で叩いてみるとビクともしない…。これ、公園で作業して外れないんじゃないだろうか。
ダメ元で公園に移動し叩いてみるも、2、3回叩いてもビクともしない。
こうなったら本気で叩くしかない。そしてハンマーを振りぬく覚悟でヘッドワンリムーバーにショックレスハンマーを叩きつける。
2、3回叩いてワンを確認すると少し動いていた!!やった!
しかし、ここからが長かった。叩けど叩けどワンが動かない。色々工夫して叩くこと10分。ころんとワンが飛び出してきた。
やっと片側がはずれたよ。さあ、もう片方も外そう!
同じように叩くこと10分。ヘッドワンリムーバーが少しひしゃげたりしたけど、なんとか外すことができた。
叩いている最中は大きな音がでるので、近所迷惑にならないかと冷や冷やしながら作業した。外れてよかったよ。
ひしゃげたヘッドワンリムーバー
はずしたヘッドワン
ワンが外れた訳だけどヘッドセットは何を買ったらいいのだろうか?
TC SPORTの場合はSpecializedが配布しているスペックシートに記載があって「MindSet ACB 36x45, 41mm OD x 6.5mm」と書かれている。
シールドベアリングの外側が45度、内側が36度の面取りがしてあり、外形が41mm、高さが6.5mmという意味らしい。
これは、CANE CREEKタイプと呼ばれるタイプらしい。↓ここが参考になった。
http://www.raleigh.jp/InfoFAQ/150523_head.htm
そこでCANE CREEKのヘッドセットを購入しようかと思ったら結構高いので代替品を探してみた。
ちなみにCANE CREEKの適合しそうなヘッドセットはこれ↓
https://catalog.diatechproducts.com/shop/g/g04-14-0440-02/
代替品を探してみるとアマゾンで売ってる中華製ヘッドセットが使えそうだったので購入してみた。1,360円だった。CANE CREEKと比べると超安い。
届いて装着してみたら、すっぽりと収まってくれた。当たりだった。よかった。
ところが、収まったのは良かったんだけど、ヘッドの上側ベアリングの高さが足りなくて、フォークを引き上げることができなかった。
これは、ベアリングを押さえているコンプレッションリングの上に2ミリのコラムスペーサーを入れることで解決した。
コラムスペーサーを入れて高さを確保
ヘッドセットさえ決まってしまえば後は普通に組みあげるだけ。組み上げて試走してみた。
太いタイヤのおかげで心配していたアルミフォークの振動も気にならないレベルになっていた。
これは楽しい自転車ができたなあー。
次回は走行について記事を書くよ。
完成したグラベルロードっぽい自転車
マウンテンバイクで林道を走りたいと常々思っていたねごさんにとってグラベルロードはとても魅力的に見えた。
でもね、今年はルーベを買ったし、自転車を追加購入なんてできないよね。
そこでねごさんは考えた。通勤自転車のタイヤは700c x 40cのブロックタイヤを履いてるので、グラベル(砂利道)も走れるんじゃないかな?
早速、近くの公園に行って荒れた路面を走ってみると、快適に走ることができた。
大きめの石がゴロゴロしている道でもバランスを崩すことなく走れる。突き上げもカドが取れたような振動は伝わってくるけど、ガツンガツンというようなきつい衝撃は来ない。これなら林道に行けるかも。
しかーし!!!!
ここで思い出した。このステッカーの存在を!
悪路走行禁止
さらに、前の記事で書いた通り、フレームが錆てしまって穴が開いていたのだった!
フレームが錆て穴が開いていた!
失意の最中、ふと部屋の片隅に置いてあるフレームが目に付いたのだった。
もう捨てようと決心して放置していたSpecialized TC SPORTが、そこにいた!
これなら700c x 40cも装着できるんじゃないかな?
そこで試してみると40cが入るじゃないか!同じく放置してあったアルミフォークにも40cが入る!
だがしかし!TC SPORTとアルミフォークを組み合わせるにあたって問題がいくつかある。
(1)ヘッドパーツが無い
純正品は2万円弱するとか…。うむむ。
(2)アルミフォークの振動
アルミフォークって振動がストレートに伝わって来て、振動吸収性が皆無。そんなのグラベルに使えるのかな?
まあ、仮につけておいて、後でカーボンフォークを用意すればいいか。
ということで、問題はヘッドパーツ。
以前、試行錯誤して鉄球のベアリングを入れてみたけど、カーボンフォークのコラムが100km程度の走行で大きなダメージを受けて廃棄したことがあった。
これを繰り返さないためには、ちゃんとしたヘッドパーツを入れるしかない。
純正以外のヘッドパーツを入れるには、フレームのヘッドに圧入してあるワンを外さなければならない。圧入してあるものを外すときはハンマーでガンガン叩く必要があり大きな音がでる。マンション暮らしのねごさんには敷居が高い作業なので、意図的に避けてきた。
しかし今回はワン外しにチャレンジしてみることにした。
もちろん自宅では作業できないので、人が居なそうな時間を狙って公園で作業することにした。
まずは、グランジのヘッドワンリムーバーを購入。
通常、ヘッドワンリムーバーは金槌で叩くものらしいけど、金属を金属で叩くと大きな音がでるので、金槌よりも大きな衝撃力を期待できるショックレスハンマーで叩くことにした。
これがショックレスハンマー
公園に行く前に自宅で叩いてみるとビクともしない…。これ、公園で作業して外れないんじゃないだろうか。
ダメ元で公園に移動し叩いてみるも、2、3回叩いてもビクともしない。
こうなったら本気で叩くしかない。そしてハンマーを振りぬく覚悟でヘッドワンリムーバーにショックレスハンマーを叩きつける。
2、3回叩いてワンを確認すると少し動いていた!!やった!
しかし、ここからが長かった。叩けど叩けどワンが動かない。色々工夫して叩くこと10分。ころんとワンが飛び出してきた。
やっと片側がはずれたよ。さあ、もう片方も外そう!
同じように叩くこと10分。ヘッドワンリムーバーが少しひしゃげたりしたけど、なんとか外すことができた。
叩いている最中は大きな音がでるので、近所迷惑にならないかと冷や冷やしながら作業した。外れてよかったよ。
ひしゃげたヘッドワンリムーバー
はずしたヘッドワン
ワンが外れた訳だけどヘッドセットは何を買ったらいいのだろうか?
TC SPORTの場合はSpecializedが配布しているスペックシートに記載があって「MindSet ACB 36x45, 41mm OD x 6.5mm」と書かれている。
シールドベアリングの外側が45度、内側が36度の面取りがしてあり、外形が41mm、高さが6.5mmという意味らしい。
これは、CANE CREEKタイプと呼ばれるタイプらしい。↓ここが参考になった。
http://www.raleigh.jp/InfoFAQ/150523_head.htm
そこでCANE CREEKのヘッドセットを購入しようかと思ったら結構高いので代替品を探してみた。
ちなみにCANE CREEKの適合しそうなヘッドセットはこれ↓
https://catalog.diatechproducts.com/shop/g/g04-14-0440-02/
代替品を探してみるとアマゾンで売ってる中華製ヘッドセットが使えそうだったので購入してみた。1,360円だった。CANE CREEKと比べると超安い。
届いて装着してみたら、すっぽりと収まってくれた。当たりだった。よかった。
ところが、収まったのは良かったんだけど、ヘッドの上側ベアリングの高さが足りなくて、フォークを引き上げることができなかった。
これは、ベアリングを押さえているコンプレッションリングの上に2ミリのコラムスペーサーを入れることで解決した。
コラムスペーサーを入れて高さを確保
ヘッドセットさえ決まってしまえば後は普通に組みあげるだけ。組み上げて試走してみた。
太いタイヤのおかげで心配していたアルミフォークの振動も気にならないレベルになっていた。
これは楽しい自転車ができたなあー。
次回は走行について記事を書くよ。
完成したグラベルロードっぽい自転車
Specialized TC SPORTのヘッドの話。
色々と工夫して、ヘッド周りは綺麗に収まった。
100kmほど走ってから、ヘッドをばらして損傷がないか検査したけど全く問題なし。
ようやく安心して走れるようになったかといえば、不満がないわけではない。
ヘッドにガタが出ないように引き上げボルトを締めると、フォークの動きがちょっと渋くなる。
普通に走る分には全然問題ないんだけど、フロントブレーキをかけると、さらに渋くなる。
フロントブレーキをかけている最中は少し不安定になる。
渋い原因を考えてみたんだけど、原因は2つありそう。
(1)ベアリングのサイズ不一致
(2)中華カーボンフォークにとりつけたクラウンレースがグラグラしている
とりあえず、突然フォークが折れたりすることは無さそうなので、このまましばらく乗ってみることにする。
このフレームには久しぶりに乗ってる訳なんだけど、ヒルクライム時に違和感がある。
このフレームは進まない。そして疲れる。
乗っていて楽しくないので、新しい雨用フレームを入手したら廃棄するつもり。
ヘッド周りを色々と工夫するのは楽しかったけど、自転車は乗ってナンボだからね。
色々と工夫して、ヘッド周りは綺麗に収まった。
100kmほど走ってから、ヘッドをばらして損傷がないか検査したけど全く問題なし。
ようやく安心して走れるようになったかといえば、不満がないわけではない。
ヘッドにガタが出ないように引き上げボルトを締めると、フォークの動きがちょっと渋くなる。
普通に走る分には全然問題ないんだけど、フロントブレーキをかけると、さらに渋くなる。
フロントブレーキをかけている最中は少し不安定になる。
渋い原因を考えてみたんだけど、原因は2つありそう。
(1)ベアリングのサイズ不一致
(2)中華カーボンフォークにとりつけたクラウンレースがグラグラしている
とりあえず、突然フォークが折れたりすることは無さそうなので、このまましばらく乗ってみることにする。
このフレームには久しぶりに乗ってる訳なんだけど、ヒルクライム時に違和感がある。
このフレームは進まない。そして疲れる。
乗っていて楽しくないので、新しい雨用フレームを入手したら廃棄するつもり。
ヘッド周りを色々と工夫するのは楽しかったけど、自転車は乗ってナンボだからね。
specializedのヘッドセット問題を解決するために試行錯誤中。
まずはヘッドの下側について
現在ヘッドには、3/16インチ(約4.76ミリ)のベアリングが入っている。実はこれでもサイズが大きくて、クラウンレースがすっぽりと入っていない状態になっていた。
下側のヘッドは大きな荷重を受けるので、ベアリング受けとクラウンレースが確実に納まらないと破損やガタツキの原因となってしまう。
すっぽり入れるにはベアリング径を小さくする必要がある。そこでアマゾンで購入した4.5ミリのベアリングを入れてみるとクラウンレースがすっぽりと入った。
よし!これでいける!と思いきや、フォークとヘッドのクリアランスが取れなくて擦れてしまい、ヘッドの引き上げボルトを軽く締めるだけでフォークが動かなくなってしまった。クラウンレースの厚みがもう少しあれば問題解決するんだけど、厚いクラウンレースなんてニッチな製品が売ってるはずもなく…。
同じようなことで悩んでいる人はいないかと探してみると、やっぱりいた。
コヒマサのあれこれ
cbn
クラウンレースの下にスペーサーを入れて嵩上げするのか…。なるほど。
上記2つのURLでは、スペーサーを自作しているけど、自作するような設備を持ってないし、代替できるような部品がないかと探しまくった。
そうしたらあったよ。流石はモノタロウだね!シムリングっていう分類で売られていた。
さっそく外形40ミリ、内径30ミリ、板厚1ミリの10枚セットを購入。これで、最大1センチの嵩上げができるわけだ。
届いたシムリングをクラウンレースの下に入れると写真のように収まった。寸法はばっちり。
フレームに入れてみると写真のようにクリアランスもいい感じに。結局シムは1枚(1ミリ)で十分だった。
次にヘッドの上側について
下側と違って縦方向の負荷は小さいので、問題となるのは横方向の負荷をどうするか。
ベアリングがフォークコラムに直接当たらないようにすればいいんだけど、どの程度の面積で分散させるかが問題となる。
手持ちの部品では、厚さ1ミリ程度の金属製ベアリング受けと、厚さ3ミリ程度の樹脂製ベアリング受けがある。樹脂製の方が厚みがあっていいんだけど、たぶんこれはシールドベアリング用で、直接ボールベアリングを受けるには強度が足りないように感じた。やはり金属製のベアリング受けを使うしかないのかも。もうちょっと厚みがあれば安心できるんだけどな。
そこへ、aliexpressで注文していたヘッドセットが届いたので早速開封。ところが全く合わず…。残念。
でもひとつ良い事があった。ヘッドセットに入っていたアジャスティングコーンがサイズ的にぴったり!
この状態で組み上げてみると写真のように綺麗に収まった。
引き上げボルトの調整
ヘッドの収まりが良くなったために、引き上げボルトを軽く締めただけでガタツキがなくなるようになった。回転も軽くスムーズに! これなら大丈夫そう。
次はコラム部分がアルミのカーボンフォークを入手して実走できるようにしたいと思う。
でも、そろそろ自転車を置く場所がなくなってきたので、一台処分しないとなあ。処分候補はスーパーリッジランナーかTREK7300か…。売るか譲渡するにしても配送はどうしたらいいんだろう。
まずはヘッドの下側について
現在ヘッドには、3/16インチ(約4.76ミリ)のベアリングが入っている。実はこれでもサイズが大きくて、クラウンレースがすっぽりと入っていない状態になっていた。
下側のヘッドは大きな荷重を受けるので、ベアリング受けとクラウンレースが確実に納まらないと破損やガタツキの原因となってしまう。
すっぽり入れるにはベアリング径を小さくする必要がある。そこでアマゾンで購入した4.5ミリのベアリングを入れてみるとクラウンレースがすっぽりと入った。
よし!これでいける!と思いきや、フォークとヘッドのクリアランスが取れなくて擦れてしまい、ヘッドの引き上げボルトを軽く締めるだけでフォークが動かなくなってしまった。クラウンレースの厚みがもう少しあれば問題解決するんだけど、厚いクラウンレースなんてニッチな製品が売ってるはずもなく…。
同じようなことで悩んでいる人はいないかと探してみると、やっぱりいた。
コヒマサのあれこれ
cbn
クラウンレースの下にスペーサーを入れて嵩上げするのか…。なるほど。
上記2つのURLでは、スペーサーを自作しているけど、自作するような設備を持ってないし、代替できるような部品がないかと探しまくった。
そうしたらあったよ。流石はモノタロウだね!シムリングっていう分類で売られていた。
さっそく外形40ミリ、内径30ミリ、板厚1ミリの10枚セットを購入。これで、最大1センチの嵩上げができるわけだ。
届いたシムリングをクラウンレースの下に入れると写真のように収まった。寸法はばっちり。
フレームに入れてみると写真のようにクリアランスもいい感じに。結局シムは1枚(1ミリ)で十分だった。
次にヘッドの上側について
下側と違って縦方向の負荷は小さいので、問題となるのは横方向の負荷をどうするか。
ベアリングがフォークコラムに直接当たらないようにすればいいんだけど、どの程度の面積で分散させるかが問題となる。
手持ちの部品では、厚さ1ミリ程度の金属製ベアリング受けと、厚さ3ミリ程度の樹脂製ベアリング受けがある。樹脂製の方が厚みがあっていいんだけど、たぶんこれはシールドベアリング用で、直接ボールベアリングを受けるには強度が足りないように感じた。やはり金属製のベアリング受けを使うしかないのかも。もうちょっと厚みがあれば安心できるんだけどな。
そこへ、aliexpressで注文していたヘッドセットが届いたので早速開封。ところが全く合わず…。残念。
でもひとつ良い事があった。ヘッドセットに入っていたアジャスティングコーンがサイズ的にぴったり!
この状態で組み上げてみると写真のように綺麗に収まった。
引き上げボルトの調整
ヘッドの収まりが良くなったために、引き上げボルトを軽く締めただけでガタツキがなくなるようになった。回転も軽くスムーズに! これなら大丈夫そう。
次はコラム部分がアルミのカーボンフォークを入手して実走できるようにしたいと思う。
でも、そろそろ自転車を置く場所がなくなってきたので、一台処分しないとなあ。処分候補はスーパーリッジランナーかTREK7300か…。売るか譲渡するにしても配送はどうしたらいいんだろう。
以前書いたspecializedのヘッドセットの話の続き
以前の記事はこちら。
ボールベアリングでフォークをつけてみよう
以前の記事は、specialized mindsetというヘッドセットが手に入らないので、ボールベアリングで代用できるっていう記事だった。
(specializedを扱っている店に行けば取り寄せできるらしいけど2万円ぐらいするらしい)
最近になって中華カーボンフォークを手に入れて実践してみたんだけど300kmしか走れなかった。
というのも、カーボンフォークのコラム部分がボールベアリングの圧力に耐えきれなくて凹んでしまったから。
組み上げた後300kmほど走行したらフォークが少しグラグラしてたので分解してヘッドセットの状態を点検した。そしたらコラム部分が写真のように抉れていた(汗)
このまま点検しないで走っていたら折れてたかもね。
上ワンのベアリングはダメだったけど、下ワンのベアリングは問題ないようで、コラムの下側に傷はついていなかった。
よくよく考えてみれば、軟弱なカーボンにボールベアリングの圧力が直接かかるわけで、相当なダメージが発生するのは当然だった。
ボールベアリングがカーボンコラムに直接触れないようにする何かが必要だったようだ。
通常のインテグラルヘッドはどうやって解決しているのかと、手持ちのインテグラルヘッドを分解して観察してみると、使えそうな部品があった。
どうやらボールベアリングを使う場合は、「アジャスティングコーン」と呼ばれる部品が必要らしい。
この部品がコラムとボールベアリングの間に入ることによって、ボールベアリングからの圧力を分散してコラムを傷つけないようにできるみたいだ。
しかし、これを入れるにはボールベアリングの径を小さくする必要がある。既存のヘッドセットに入っていたリテーナーの内径がフォークコラムに対してガバガバだったのはそういう理由だったのか。なるほど勉強になった。
そして試行錯誤へ逆戻り
安価な中華カーボンフォークとは言え一本無駄にしてしまったので、だいぶ気分が落ち込んでしまった。
実はspecializedを再び組もうと思ったのは、雨の大会に不安なく出場するためだった。大雨でも大会は開催されるけど、パナチタンで雨の中を走るのは気が引ける。かといって、そんな気持ちを引きずっていると、雨の大会はDNSする癖がついてしまうんじゃないかと不安に思っていた。
雨の大会は走り出す前は憂鬱だけど実際に走ってみると意外に面白い場合がある。そんな貴重な経験を逃したくないという気持ちとパナチタンを汚したくないという気持ちが葛藤していたわけだね。
実際、先日開催された「ツール・ド・さくらんぼ 2019」では大雨の中120kmほどspecializedで走ってきた。
雨が降っている時しか見られない湖面に雲が落ちてきたような風景が幻想的で印象に残った。
自転車はすごく汚れたけど全然気にならなかったので、specializedを組んで良かったと心から思った。
それで、このまま破棄するのも負けた気がするので、ベアリングについて調べ直してみた。
どうやらCANE CREEKのシールドベアリングが適合するらしい。
シールドベアリングなら「アジャスティングコーン」が必要ないので、なんとかなるんじゃないだろうか。
ところがCANE CREEKのヘッドセットは高価なので実験に使うには惜しい。
何かないかと探したらVP製のCANE CREEKロゴが付いているヘッドセット(¥1,000未満)をaliexpressで見つけたので注文した。
製品名で検索して調べてみるとベアリングの寸法はmindsetと同等だった。
素直に付くとは思えないけど、届いたらもう一回チャレンジしてみる。
以前の記事はこちら。
ボールベアリングでフォークをつけてみよう
以前の記事は、specialized mindsetというヘッドセットが手に入らないので、ボールベアリングで代用できるっていう記事だった。
(specializedを扱っている店に行けば取り寄せできるらしいけど2万円ぐらいするらしい)
最近になって中華カーボンフォークを手に入れて実践してみたんだけど300kmしか走れなかった。
というのも、カーボンフォークのコラム部分がボールベアリングの圧力に耐えきれなくて凹んでしまったから。
組み上げた後300kmほど走行したらフォークが少しグラグラしてたので分解してヘッドセットの状態を点検した。そしたらコラム部分が写真のように抉れていた(汗)
このまま点検しないで走っていたら折れてたかもね。
上ワンのベアリングはダメだったけど、下ワンのベアリングは問題ないようで、コラムの下側に傷はついていなかった。
よくよく考えてみれば、軟弱なカーボンにボールベアリングの圧力が直接かかるわけで、相当なダメージが発生するのは当然だった。
ボールベアリングがカーボンコラムに直接触れないようにする何かが必要だったようだ。
通常のインテグラルヘッドはどうやって解決しているのかと、手持ちのインテグラルヘッドを分解して観察してみると、使えそうな部品があった。
どうやらボールベアリングを使う場合は、「アジャスティングコーン」と呼ばれる部品が必要らしい。
この部品がコラムとボールベアリングの間に入ることによって、ボールベアリングからの圧力を分散してコラムを傷つけないようにできるみたいだ。
しかし、これを入れるにはボールベアリングの径を小さくする必要がある。既存のヘッドセットに入っていたリテーナーの内径がフォークコラムに対してガバガバだったのはそういう理由だったのか。なるほど勉強になった。
そして試行錯誤へ逆戻り
安価な中華カーボンフォークとは言え一本無駄にしてしまったので、だいぶ気分が落ち込んでしまった。
実はspecializedを再び組もうと思ったのは、雨の大会に不安なく出場するためだった。大雨でも大会は開催されるけど、パナチタンで雨の中を走るのは気が引ける。かといって、そんな気持ちを引きずっていると、雨の大会はDNSする癖がついてしまうんじゃないかと不安に思っていた。
雨の大会は走り出す前は憂鬱だけど実際に走ってみると意外に面白い場合がある。そんな貴重な経験を逃したくないという気持ちとパナチタンを汚したくないという気持ちが葛藤していたわけだね。
実際、先日開催された「ツール・ド・さくらんぼ 2019」では大雨の中120kmほどspecializedで走ってきた。
雨が降っている時しか見られない湖面に雲が落ちてきたような風景が幻想的で印象に残った。
自転車はすごく汚れたけど全然気にならなかったので、specializedを組んで良かったと心から思った。
それで、このまま破棄するのも負けた気がするので、ベアリングについて調べ直してみた。
どうやらCANE CREEKのシールドベアリングが適合するらしい。
シールドベアリングなら「アジャスティングコーン」が必要ないので、なんとかなるんじゃないだろうか。
ところがCANE CREEKのヘッドセットは高価なので実験に使うには惜しい。
何かないかと探したらVP製のCANE CREEKロゴが付いているヘッドセット(¥1,000未満)をaliexpressで見つけたので注文した。
製品名で検索して調べてみるとベアリングの寸法はmindsetと同等だった。
素直に付くとは思えないけど、届いたらもう一回チャレンジしてみる。
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