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LOOKな自転車 - MTBルック自転車

ルックな自転車。メーカーのLOOKじゃないよ。

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コツコツと作っている自作電動ディレイラーです。失敗を重ねて3号機ができました。

3号機は、ローラーで使用できる状態にはなりましたが、実走したら5分ぐらいで壊れると思います。

ディレイラーのコントロールは、ESP32というマイコンで制御して、手元側のスイッチは、nRF52840というマイコンからbluetoothで接続して変速を切り替えています。

まだまだ改善の余地が一杯あります。Di2のレベルには程遠いですね。

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■Specialized TC SPORTを前後ディスク化したい

シクロクロスフレームであるSpecialized TC SPORTは、カンチブレーキが標準で装備されている。カンチブレーキは調整が面倒だし、効きが悪いので、Vブレーキを使っているんだけど、これはこれで色問題がある。STIとの引き代の違いとかね。そこでディスク化しようと思ったのだけど…。


■絶滅種ホイールは売っていない


リムブレーキ対応ロードバイクをディスクブレーキ化したいときに、前ブレーキはフォークを変えることで対応できる。そして前ブレーキはディスク化に成功した。

↓フロントディスクブレーキ



後ろはマウンテンバイク用のディスクブレーキ用アダプターを装着すれば対応可能なんだけど、2021年2月現在、エンド幅130に対応したディスクブレーキホイールは入手が難しい。エンド幅135のディスクブレーキホイールさえ入手が難しくなっている。ちなみに現在の主流はエンド幅143のスルーアクスルだ。

ロードバイクにディスクブレーキが採用されはじめた黎明期に、ほんの短い期間だけエンド幅130対応ハブや完組ホイールが販売されていたらしいんだけど、現在は全く見つけることができない。

googleで検索してみると海外の自転車系フォーラムで、「eBayで中古を探すしかない」とか「フレームを買ったほうが安いし簡単だよ」などと書かれていた。日本語の情報はほとんど見つけることができない。


■ではどうするか?

はじめに考えたのは、エンド幅135のディスクブレーキ対応ハブを改造する方法。
ハブの中空シャフトを短いシャフトに替えればいいと思っていたんだけど、クロスバイク用のホイールを手組するために購入したハブ(FH-RM66)が手元にあったので、現物合わせでロードフレームにあてがってみると、シャフトの長さは135のモノでも問題ないことがわかった。買ったはいいけど使わない不良在庫品がこんなところで役立つとは…。

フレームエンドを少し広げながら無理やり押し込めば、135のハブは装着することができるし、クイックで絞めることもできる。なので、このまま使えるんじゃないかと思うんだけど、路上でパンクして、携帯工具だけで対応する必要があるときに、なんらかの問題が起きて対応不能な状態になりそうな予感がする。

Specialized TC SPORTのエンド幅は、公式には130ミリなんだけど、実測してみると132.5ミリのような感じなので、あと2ミリほどハブ側を狭くしたい。



観察してみると玉押しを抑えているナットの幅が5ミリあるので、これを2ミリほど削って薄くすれば、少しマシになるような気がする。とはいえ、やすりで削るのは大変そうなので、薄いナットを探すことにした。

それで、ありましたよ。シマノのスモールパーツで、Y4SK98060というWH-R501用の補修部品。これに入っているナットが厚さ3ミリ程度なので、FH-R66のナットよりも2ミリほど薄い。これを使えば幅の問題は解決。


■160ミリローターが使えない

改造したハブに160ミリディスクローターを付けてSpecialized TC SPORTに装着しようとしたら、ディスクローターがシートチューブに引っ掛かる…。
目算で140ミリディスクローターなら入りそうな感じだったので、140ミリディスクローターを用意して装着してみたらギリギリ使うことができた。

↓140ミリローター




■ホイールの組み立て

手持ちのPRO LITE ガルーダというリムブレーキホイールを分解して、FH-RM66ハブで組んでみた。リムは24ホール、FH-RM66は36ホールなので、ちょっと混乱したけど無事に2クロスで組み上げることができた。


■組付け

ディスクブレーキアダプターをフレームに装着してみる。
※アダプターはA2z Adapterで検索してみてね。日本国内では入手が難しいけど中国なら…。
フレームの構造上ぴったりフィットとはならなかったけど、なんとか装着できた。



■実走

さて、ちゃんと走れるかな?手組みホイールでの初走行はドキドキする。

漕ぎ出してみると問題なく走ることができる。スポークの張りが弱い感じがするけど後で調整すれば問題なし。

さて、リヤディスクブレーキの効きはどうかな?


■リヤブレーキ


あれれ、効きが悪いな。カンチブレーキよりマシな程度。Vブレーキの方が効く感じ。


■STIでMTB用ディスクブレーキキャリパーは引けない

今回使用したリヤブレーキは、MTB用ディスクブレーキキャリパー。
引き代が足りなくて十分にディスクローターを挟むことができないらしい。
まあ、これはわかっていたので、注文しているディスクブレーキキャリパーが届き次第交換する予定。




■とりあえず

これで前後ディスク化には成功した。
注文しているディスクブレーキキャリパーが届けばリヤの効きも改善するんじゃないかと思う。

改善するといいなあ。



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ふと、気負わないでブログ記事を書いてみようと思ったので、気になる自転車の紹介記事を書いてみるよ。



いま、気になるのはこれ。khodaa bloomのKISEKI Touring

ジャンル的にはグラベルロードに入ると思うんだけど、メーカーはオールロードと称している。
この記事を書いている時点では販売されておらず、2021年3月か4月に発売されるらしい。

この自転車の何がいいかというと、
1.デザイン(色)がいい

2.価格が安い。なんと¥69,000(税別)
  自転車はコストパフォーマンスだけで選ぶべきではないと思うけど、
  これは、ねごさん的に最低限の装備を与えられている。

3.安いのに、所有感を刺激するツボが的確。これ大事

  安い?それがどうした。俺はこれが気に入ってるんだぜ。と思わせるような雰囲気

4.こういう自転車を作るというメーカーの姿勢が好き


最近TC SPORTベースのグラベルバイクっぽい自転車を作ったばかりだけど、この自転車は欲しいなあと思う。


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グラベルロードが流行っている。

マウンテンバイクで林道を走りたいと常々思っていたねごさんにとってグラベルロードはとても魅力的に見えた。

でもね、今年はルーベを買ったし、自転車を追加購入なんてできないよね。

そこでねごさんは考えた。通勤自転車のタイヤは700c x 40cのブロックタイヤを履いてるので、グラベル(砂利道)も走れるんじゃないかな?
早速、近くの公園に行って荒れた路面を走ってみると、快適に走ることができた。
大きめの石がゴロゴロしている道でもバランスを崩すことなく走れる。突き上げもカドが取れたような振動は伝わってくるけど、ガツンガツンというようなきつい衝撃は来ない。これなら林道に行けるかも。

しかーし!!!!

ここで思い出した。このステッカーの存在を!


悪路走行禁止




さらに、前の記事で書いた通り、フレームが錆てしまって穴が開いていたのだった!

フレームが錆て穴が開いていた!



失意の最中、ふと部屋の片隅に置いてあるフレームが目に付いたのだった。
もう捨てようと決心して放置していたSpecialized TC SPORTが、そこにいた!
これなら700c x 40cも装着できるんじゃないかな?
そこで試してみると40cが入るじゃないか!同じく放置してあったアルミフォークにも40cが入る!

だがしかし!TC SPORTとアルミフォークを組み合わせるにあたって問題がいくつかある。
(1)ヘッドパーツが無い
純正品は2万円弱するとか…。うむむ。

(2)アルミフォークの振動
アルミフォークって振動がストレートに伝わって来て、振動吸収性が皆無。そんなのグラベルに使えるのかな?
まあ、仮につけておいて、後でカーボンフォークを用意すればいいか。


ということで、問題はヘッドパーツ。
以前、試行錯誤して鉄球のベアリングを入れてみたけど、カーボンフォークのコラムが100km程度の走行で大きなダメージを受けて廃棄したことがあった。
これを繰り返さないためには、ちゃんとしたヘッドパーツを入れるしかない。

純正以外のヘッドパーツを入れるには、フレームのヘッドに圧入してあるワンを外さなければならない。圧入してあるものを外すときはハンマーでガンガン叩く必要があり大きな音がでる。マンション暮らしのねごさんには敷居が高い作業なので、意図的に避けてきた。

しかし今回はワン外しにチャレンジしてみることにした。
もちろん自宅では作業できないので、人が居なそうな時間を狙って公園で作業することにした。

まずは、グランジのヘッドワンリムーバーを購入。
通常、ヘッドワンリムーバーは金槌で叩くものらしいけど、金属を金属で叩くと大きな音がでるので、金槌よりも大きな衝撃力を期待できるショックレスハンマーで叩くことにした。

これがショックレスハンマー


公園に行く前に自宅で叩いてみるとビクともしない…。これ、公園で作業して外れないんじゃないだろうか。

ダメ元で公園に移動し叩いてみるも、2、3回叩いてもビクともしない。
こうなったら本気で叩くしかない。そしてハンマーを振りぬく覚悟でヘッドワンリムーバーにショックレスハンマーを叩きつける。
2、3回叩いてワンを確認すると少し動いていた!!やった!

しかし、ここからが長かった。叩けど叩けどワンが動かない。色々工夫して叩くこと10分。ころんとワンが飛び出してきた。

やっと片側がはずれたよ。さあ、もう片方も外そう!

同じように叩くこと10分。ヘッドワンリムーバーが少しひしゃげたりしたけど、なんとか外すことができた。

叩いている最中は大きな音がでるので、近所迷惑にならないかと冷や冷やしながら作業した。外れてよかったよ。

ひしゃげたヘッドワンリムーバー




はずしたヘッドワン


ワンが外れた訳だけどヘッドセットは何を買ったらいいのだろうか?
TC SPORTの場合はSpecializedが配布しているスペックシートに記載があって「MindSet ACB 36x45, 41mm OD x 6.5mm」と書かれている。
シールドベアリングの外側が45度、内側が36度の面取りがしてあり、外形が41mm、高さが6.5mmという意味らしい。
これは、CANE CREEKタイプと呼ばれるタイプらしい。↓ここが参考になった。
http://www.raleigh.jp/InfoFAQ/150523_head.htm


そこでCANE CREEKのヘッドセットを購入しようかと思ったら結構高いので代替品を探してみた。
ちなみにCANE CREEKの適合しそうなヘッドセットはこれ↓
https://catalog.diatechproducts.com/shop/g/g04-14-0440-02/

代替品を探してみるとアマゾンで売ってる中華製ヘッドセットが使えそうだったので購入してみた。1,360円だった。CANE CREEKと比べると超安い。
届いて装着してみたら、すっぽりと収まってくれた。当たりだった。よかった。

ところが、収まったのは良かったんだけど、ヘッドの上側ベアリングの高さが足りなくて、フォークを引き上げることができなかった。
これは、ベアリングを押さえているコンプレッションリングの上に2ミリのコラムスペーサーを入れることで解決した。


コラムスペーサーを入れて高さを確保


ヘッドセットさえ決まってしまえば後は普通に組みあげるだけ。組み上げて試走してみた。
太いタイヤのおかげで心配していたアルミフォークの振動も気にならないレベルになっていた。

これは楽しい自転車ができたなあー。

次回は走行について記事を書くよ。

完成したグラベルロードっぽい自転車

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通勤自転車ARUN BCR-7006を廃棄することにした。

最終形態の写真


8年も経過すると塗装が剥げてサビてしまった部分が多くなってきた。
マメにメンテナンスして塗装をタッチアップしていたんだけど、目の届かないリヤエンド付近に穴が開いてしまった。
穴をパテで埋めてしまえば強度的には問題なさそうだけど、走行中に折れたら危険なので廃棄することにした。

リヤエンドの穴


2012年10月12日に購入した当時はピカピカで、いかにもシティサイクルという感じだった。通販で¥12,800位で購入したように記憶している。

この自転車はクロスバイクという名目で販売されており、ねごさんもクロスバイク風シティサイクルという認識で購入した。

こんな箱で送られてきた



やはり、初期の吊るし状態ではクロスバイクには程遠く、満足できなくて次々と部品を交換したり追加したりしてカスタムしていった。
しかし、いくら弄っても有名メーカー製クロスバイクには及ばなくて、いつまでも満足できなかった。最終的に残ったオリジナルパーツはフレームとフォークだけだった。まあ、お約束だね。

当時はピカピカだった


ある程度満足できたのは、太いブロックタイヤを履かせて、少々路面の悪いところでも気にしないで走れるようになってからだった。
しかし満足できたのは直近1~2年の話で、購入してから6~7年は不満を抱いていた訳だね。



ここ数年は、高校生とか大学生が入学と同時にスポーツバイクを購入するケースが多いようだけど、安物を買って満足できるまで改造すると、卒業してからもいじることになるので、初期費用は高額だけどTREKとかGIANTなどの有名メーカー製自転車を購入した方がいいのかもね。



もちろん、いじり倒したおかげで工具がいっぱい揃ったし(笑)、メンテナンスや組み立ても一通りできるようになったのはプライスレスだ(笑)
色々カスタムして遊ばせて貰った。この自転車で学んだことも多かった。

さらば、ARUN BCR-7006!いままで、ありがとう!

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